医療事務とは?資格が必要?

2022年4月4日

患者さんと病院をささえる医療事務

病院やクリニックで働く事務職ですが、役割は多岐にわたります。

「受付・会計業務」「クラーク業務」「レセプト請求業務」が主にありますが、事務は医療機関の顔であり経営を支える重要な職種です。

病院やクリニックは、みなさん少なからず不安な気持ちで訪れますよね。そんな心細い時の第一印象は事務さんで決まります!

業務内容は?

「受付・会計業務」は来院した患者様から保険証をお預かりしたり、診療科の案内や診療報酬に基づき会計を頂きますね。対人業務となるため患者さんに寄り添い安心して医療を受けていただけるよう丁寧な対応が求められます。

「クラーク業務」は病棟や外来などにおいて、医師や看護師等医療関係者のサポートを行います。医療関係者の補助役なので、患者さんと医師・看護師の間に入って、調整する事が多くなります。

「レセプト請求業務」は医療事務の専門性が発揮される業務です。「国民健康保険団体連合会」「社会保険診療報酬支払基金」といった、「審査支払機関」に診療費用を請求します。レセプト業務は医療機関の経営を支える重要な役割のひとつなのです。

資格は必要なの?

医療事務という仕事に就くために必要な資格はありません。医療事務に関連する民間の資格・検定が数多く存在しますが、医療事務は資格がなくても働ける職種です。民間の資格・検定は、転職や就職の際に自分の知識レベルを示すためのものと覚えておきましょう。「診療報酬請求事務能力認定試験」「医療事務技能審査試験」などメジャーな資格・検定に合格しておくと、採用の際に有利に働いたり、給料が高くなったりするケースもあります。

必須ではないが有利!

即戦力としての人材を求めている現場も多く、資格を持っているかどうかが採用の大きな分かれ目になることは明らかです。医療事務として働くチャンスを手に入れるために資格を取得しておくことは、採用選考を突破するうえで、大きな武器となります。

医療事務の採用は、できれば経験がある人を採用したいと考えているもの。他の応募者に勝つためには、やはり医療事務の資格があったほうが有利。どれだけ自分がこの仕事に就きたいかということをアピールできます。

まとめ

資格がなくても働ける医療事務ですが、採用状況について調べ、多岐にわたる業務内容を知り、医療事務の資格は必要であると考える人は多いように思います。

現在の仕事や家事、子育てと両立しながら資格を取得したいという場合は、通学コース・通信コースといった選択肢がある、教育講座の受講がおすすめです。あなたのライフスタイルに合わせてムリなく、でも将来を見据えて着実に自分をステップアップさせてくれる講座を選びましょう。